私のおすすめするダイエットの鉄則

2011.04.20

アンチエイジング医療は日進月歩で進んでいる。最近では男性雑誌にも。アンチエイジング特集がされるようになり、ついに性別を問わずこの医療が一般的になってきた感がある。アンチエイジング医療にはさまざまなアプローチがあるのだが、ダイエット(太らないこと)はアンチエイジング医療の中で、最重要項目の一つといってよいだろう。加齢とともに、我々の体の代謝は落ちてゆく。若いころと同じだけの量の食事をしていると、少しずつ太ってゆく。太りだすと体内の細胞レベルで負担がかかり、からだの老化を早めることとなる。さらに、肥満は糖尿病、高血圧等の生活習慣病の温床となり、太り過ぎてよいことは何一つないのだが、では、どうすればやせられるだろうか?とりあえず私はダイエットの鉄則として以下の3項目をおすすめしたい。?食べたカロリーは運動等で消費すること。?食事以外の間食で余計なカロリーを取り入れないこと。?炭水化物を減らして、野菜などの繊維の多い物を積極的に食べるここれらの鉄則を守ると、たくさん食べても太らないし、なんといっても食事が楽しく、人生が明るくなる。私の場合、クリニックで働いていると、昼飯をとる暇がない。最近の私の昼食は生の野菜スティックや、フランスパンにチーズをのせてつまむ程度で、朝はさらに軽く果物をつまむくらいだが、その分夜はとてつもなく食べる。先日親友のノーマンとステーキを食べに行ったが、私の食べる量にさすがの彼も目を丸くした。ノーマンは身長203m、体重160キロの元カナダ、ラグビー・ワールドカップ代表のキャプテンである。その彼が、「お前は豚みたいに食うねえ!」と驚くのだ。しかし、現実的には痩せている方が、ノーマンのように体格のよい人間よりたくさん食べることができる。痩せている方が、胃が大きく広がるスペースが体にあることがその理由である。なぜ、日本人はあまり体を鍛えようとしない民族なのか?ところで、今回、私のクリニックにやってきたのはウィリアムの友人、香港人のアルヴィンだ。彼の美への関心の高さはウィリアムに匹敵する。ブルースリーを彷彿させる面持ちで、外科的、内科的アンチエイジングは全て行っている。その中で、最も目を見張るのは、長年ジムで鍛えられた肉体だ。過去20年間、週3回、パーソナルトレイナーをつけてトレーニングしているのだ。45歳なのに筋骨隆々としているのはこのトレーニングの賜物である。なぜか、日本人は世界的に見てあまり体を鍛えようとしない民族だ。アメリカ、ヨーロッパでは、筋トレは「フーターアウト」と言って、勝ち組の人間たちは当たり前のように行っている。そういう私もつい最近まで、筋トレは全く行っていなかった。「ウェイトやマシンを使ってまで、体を鍛えなくたっていいのではないか?」とずっと思っていたからだ。日本人の場合、なぜか水泳やジョギングなどの有酸素運動に力を入れたがる傾向がある。私も有酸素運動さえやっていればよいという固定観念に縛り続けられてきた。ところが、ワークーアウトを白分たちの習慣にしているノーマンやウイリアムたちから何度も「どうして、ワークーアウトしないのか?お前の体は鉛筆みたいだから、鍛えなきや美容外科医としても説得力がないんじゃない?」とまで言われた。それで、私も2年前からジムに通い出して、トレーニングを始めた。ようやく2年かかって、ワークーアウトが生活の一部になり、彼らの仲問入りができた。ファッションが大好きなウィリアムが「どんなに高価な服を身につけても、体が鍛えられていなければ似合わない。逆に、体が鍛えられていれば、何を着ても似合うんだよ」と言う。私自身もワークーアウトをはじめてから、肉体的な強さに裏打ちされた精神的タフさが身に付いたような気がしている。いまでは私にワークーアウトの大切さを唱え続けてくれた友人たちに感謝の気持ちでいっぱいだ。