肌がすぐ乾燥する、洗顔後に肌がつっぱる、肌がくすんでいる、ニキビや吹き出物がよくできるなど、女性の肌の悩みは深刻です。紫外線や乾燥がシミやシワの大きな原因であることも、わかってきました。ホルモンや自律神経の乱れにも、肌は敏感に反応します。さらに、環境の悪化、睡眠不足、夜型の生活、ストレス、冷暖房の普及など、どれをとっても肌に悪いことばかりです。そのため、肌に保湿やうるおいを与えるエイジングケア化粧品には人気があります。最近では、化粧水やクリーム、乳液では物足りず、美容液を使う人が増えてきました。美容液は化粧水より保湿剤が多く、水溶性高分子(増粘剤)が配合されていて、ドロリとした液状。使うのは一滴でよいという「簡便さ」と「濃縮された感じ」が受けているようです。油分があってもベットリ感がなく、軽い感じ。しかも、美白や紫外線防止などの「効果」がありそうな、さまざまな化学物質が入っています。
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他の化粧品と比べて高価なことも特徴です。はたして、それだけの価値があるものなのでしょうか?水溶性高分子は、かつては天然のガムなどが主流でしたが、現在もっともよく使われているのは合成品のカルボキシビニルモノマー。アクリル酸の重合反応で合成され、原料の供給に不安がなく、粘り気が安定しているうえ、微生物による汚染の面でも安心と、人気です。でも、それって、微生物も寄りつかない原料ということですよね。資生堂の販売員の方から「油分はまったく使っていません」と説明されました。あのトロトロは、水と保湿剤とポリマーなのですね。