自分の実力を存分に発揮するには、やはりそれなりの調整も必要だろう。平常心で臨む訓練をするとか、自然体で大学受験に臨む訓練をするなどの努力が必要である。本番の入試で失敗する大学受験生の多くは、自然体での大学受験ができていないものである。頭には模擬試験の判定であるAがちらつき、どうしても合格しなければというプレッシャーを感じながら入学試験を受けている。逆に模擬試験の結果は良くないが、本番の入試ではうまくいって合格してしまう大学受験生も多くいるものだ。こういう大学受験生は模擬試験の結果があまり良くないので自分への期待感やプレッシャーを全く感じず、自分の本来の実力を充分に発揮して合格するのである。模擬試験はあくまで模擬試験である。模擬試験の結果が良いといって合格させてくれる大学はないのである。模擬試験のA判定とは大学受験生の80パーセントが合格し20パーセントは不合格となることである。C判定とは60パーセントが合格でき40パーセントが不合格となることだ。だからボーダラインと言われるC判定から60パーセントの大学受験生が合格できることになる。したがってD判定やE判定からも合格者は出るわけだ。